債務不存在

用語解説

債務不存在とは、借りたお金をすでに返し終わっているのが確実である場合や、利息制限法にもとづく再計算をしたら借金がすでに無くなっている(債務残高が0円になっている)状態のことです。それにもかかわらず、債権者から「お金を返せ」と請求が来たときに、債権者に対して債務(借金)はもう存在していないとを裁判所に認めてもらうことを債務不存在確認といいます。

消費者金融問題でよく使われる債務不存在とは、出資法での利息計算を利息制限法に基づいて計算しなおした場合に、元本をすべて返済している状態のことです。なお、返済済み金額が債務を上回った場合は過払いとなります。

計算して債務不存在になっている場合には、その旨を業者に伝えて債務不存在であることを訴えるか、弁護士介入、特定調停、裁判などによって債務不存在を主張すれば、債務不存在を業者に認めさせることが可能となります。 

ただし、債務不存在などを主張し認められた場合でも、信用情報機関に事故記録として登録されることがあります。

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